【ESPECIAL RECORDS WEB 中古盤商品更新:2021.07.01】
中古盤新入荷更新が完了いたしました!
お待たせしました!
夏に向けてブラジリアン・クラシックスお薦めアルバムが続々到着してますので第一弾を紹介します!
どれもお薦めですので是非チェックしてみて下さい!
オーダーはこちらから↓
ESPECIAL RECORDS
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●Zaira / Zaira (Rosicler / 2-12-407-232 / 1976 / Brazil)
レア・サンバ・アルバム!ブラジルのサンバ・シンガーZairaによる76年作。本作は74年にChanteclerレーベルからリリースされた”Samba Sensacional”の2ndプレスとしてRosiclerからリリース。”Samba Sensacional”は古くからレア・サンバ・クラシックスとして人気の一枚で今や高価となってますが、こちらジャケット・デザイン違いのRosicler盤も値段上昇中です。お薦めはPatrick ForgeやKyoto Jazz Massiveが古くからプレイしている哀愁のサンバ・トラック”Casamento Na Favela”。(2009年にFar Out RecordingsからCDのみでリリースされたレア・サンバ・コンピ”Far Out Strictly Samba”にもこっそり収録。) 他にも”Carnaval Só O Ano Que Vem”や、アップリフティングなファンキー・サンバ”Compadre Bento”等も◎。60’sタイトルはもちろん、70’sジャズ・サンバ系のアルバムも現在どんどん価値が上がっておりますのでお見逃し無く!
●Leci Brandao / Questao De Gosto (Polydor / 2451 083 / 1976 / Brazil)
ブラジルのサンバ・シンガーLeci Brandaoによる76年2ndアルバム。ブラジルの音楽シーンにおいて長年活躍し数多くのリリースがある彼女ですが、本作が彼女のキャリアの中でも最高の1枚。アレンジャーにRoberto Menescal、メンバーにはWilson Das Neves, Mamao (Azymuth)等も参加。基本サンバ・トラック中心で構成された内容ですが、一番のお薦めはダンサブルなファンキー・サンバ・クラシックス”Questao De Gosto”。ファンキーなフェンダー・ローズのプレイと彼女のヴォーカルがマッチした極上の高速サンバ・トラックです!アップ・リフティングなファンキー・サンバの中でも最高傑作といえる素晴らしい作品です。他にも哀愁のサンバ”Maria Bela, Maria Feia”と”Mãos Libertas”もお薦めの人気作品です。
●V.A. / Disco Show (Som Livre / 403.6183 / 1979 / Brazil)
謎のブラジリアン・ディスコ・コンピレーション!79年にSom Livreからプロモ盤のみでリリースされたある意味レア・アルバム!マイナー・リリース過ぎて今までほとんど知られていなかった作品ですが、”Jazzanova presents Paz E Futebol 3 Compiled by Junior Santos”に収録されたSonia Burnier "Por Isso Eu Canto”が当時本作にエクスクルーシヴで収録!!!ソロ名義でのアルバムはリリースされていないし、作品も一部のコンピレーションにしか収録されていない謎のヴォーカリストSonia Burnier。実はBurnier & CartierのOctavio Burnierの実妹で、Burnier & Cartierや、彼等の別名義Aquarius、更にはRonie E A Central Do Brasilのメンバーとしてヴォーカルやコーラスを担当していたレア・ブラジリアンの重要ヴォーカリストです。収録曲”Por Isso Eu Canto”はなんとブラジリアン・ブギーの重要ユニットLincoln Olivetti e Robson Jorgeがプロデュースを担当した極上のブラジリアン・ブギーです!その他にもDon BetoによるAOR風味のブギーソウル”Nossa Imaginação”、Rita Leeによるファンキー・ブギー”Agora É Moda”、Ronaldo Resedáによる爽やかのソウル・トラックで7”のみでリリースされていた”Ktich Zona Sul”、このアルバムのみに収録と思われるJane Dubocによる”Love Me Throught All The Night”等も良いです!”Paz E Futebol 3”にSonia Burnierが収録された事で一瞬にして市場から消えてしまい現在も値段上昇中/入手は困難盤です!
●Luiz Carlos Vinhas E Seu Conjunto / Da Vinci Bar Baila Com Vinhas (Polyfar / 2494 628 / 1982 / Brazil)
幾つかのレア盤でも有名なブラジリアン・ピアニストLuiz Carlos Vinhasが82年にリリースしたLuiz Carlos Vinhas E Seu Conjunto名義でのアルバム。60年代はジャズ・ボサ作品で有名ですが、本作では得意のラテン/ジャズ・アレンジも取り入れつつフェンダーローズ等の楽器も使用したアップデートなサウンドに。自身の作品のセルフ・カヴァーとなる”Yê Melê”は、68年作のオリジナル同様のラテン・アレンジを更にダンサブルにアレンジ。中盤のフェンダーローズのソロあたりの展開も最高です。実はヨーロッパ産ブラジルとしてBrazil Selectionという名前で注目を浴びていたのは実はこのLuiz Carlos Vinhas E Seu Conjuntoヴァージョンです。(Brazil Selectionというアルバムにはクレジットがなかったので) 99年にはRainer Trubyの”Glücklich III“にも収録されましたがその時もBrazil Selectionとクレジットされてましたね。その他にも81年に”土岐英史とサンバフレンズ”がカヴァーしていたサンバ・クラシックス”Maracanã”や、何気にGilberto Gillの”Luar / Palco”もメドレーで収録してます。”Palco”のアレンジも◎!他のブラジリアン・メドレーも含めて素晴らしい内容です!
●João Bosco / João Bosco (RCA Victor / 103.0062 / 1973 / Brazil)
数多くの名作を生み出したブラジルのシンガーソングライター/ギタリストJoao Boscoによる73年記念すべきデビュー・アルバム。94年のリイシューはたまに見かけますが、このオリジナル盤は数ある彼のアルバムの中でも今やほとんど中古盤で見かけないレア盤化している1枚です。アルバムのハイライトはElis Reginaのカヴァーでもお馴染みのブラジリアン・クラシックス”Bala Com Bala”。まさにJoão Bosco節全開の極上ヴァージョンです!ストリングスのアレンジ等も素晴らしい”Quem Será?”、”Amon Rá E O Cavalo De Tróia”も人気曲です。数多くの名作を生み出したJoão Boscoですが、本作はブラジル・ファンは是非持っておきたいMPBの名盤です。本作は1番レアなブラジル・オリジナル・プロモ盤です。既に海外市場では約1万を超える値段まで上昇中です!
●V. A. / Abertura Festival Da Nova Musica Brasileira / (Som Livre / 403.6063 / 1975 / Brazil)
1975年にブラジルの放送局TV Globo主催でサンパウロで開催された”Abertura Festival Da Nova Musica Brasileira”(若手紹介 or オーディション番組?)のコンピレーション・アルバム。Djavanの1stアルバムに収録された名曲”Fato Consumado”を筆頭に当時新鋭だったミュージシャン12組の楽曲が収録。なんと言ってもこのアルバムでのハイライトはCartier e BurnierことBurnier & Cartierによる本作へのエクスクルーシヴ・トラック”Ficaram Nus”。クレジットはありませんが、なんとAzynuthメンバーもレコーディングに参加していたという知る人ぞしるBurnier & Cartierの隠れ名作!(実質彼等名義でのデビュー作品!)デビュー当時から彼等のハーモニー含めたサウンドは素晴らしいですね。レア盤では無いのであまり知られていませんでしたが最近Jazzanovaが紹介した事によってコレクターが探し始めています!是非今のうちに!
●Ceu Da Boca / Ceu Da Boca (Philips / 6328 358 / 1981 / Brazil)
ブラジルのヴォーカル/コーラスグループCeu Da Bocaによる81年デビュー・アルバム。お薦めはブラジリアン・クラシックス”Bumba Meu Boi Da Boa Hora”。幻想的なイントロからキックアップし、彼等のヴォーカル/コーラス・ワークで素晴らしい展開をしていく極上トラックです!6/8拍子のブラジリアン・ビートにファンキーなベースライン、ジャジーなピアノ等のサウンドも最高です。更には女性コーラスの美しいハーモニーも素晴らしい”Clarissa”も大推薦です!アルバム通して内容◎です。
●Dóris Monteiro / Dóris (Odeon / SMOFB-3808 / 1973 / Brazil)
1950年代からブラジリアン・シンガー/女優として活躍してきたDoris Monteiroによる73年作。個人的には数ある彼女のアルバムの中でもトップ・クラスの内容のアルバムです。お薦めはフェンダーローズのバッキングも素晴らしいメローなMPB/ボサ・トラック”Lá Se Foi A Imagem Do Bom Crioulo”。最高に気持ちいいです。更には、United Future Organizationの初期作品でKyoto Jazz MassiveがRemixを手掛けた事でも知られる”Make It Better”こと”Eu Só Quero Um Xodó”や、”Se É Questáo De Adeus, Até Logo”、”Palhacada”辺りも素晴らしいです!
●Edu Lobo / Tempo Presente (Philips / 6349 437 / 1980 / Brazil)
名作!!!数多くのブラジリアン・クラシックスを生み出したEdu Loboによる80年作。本作も彼が生み出した名作の一つ”Rei Morto, Rei Posto”が収録されたブラジル・オリジナル盤です!ヴォーカルにはJoyceが迎えられEdu Loboとの素晴らしいデュエットを披露!Viva Vozもコーラスで参加し素晴らしいハーモニーを奏でているブラジリアン・クラシックスの名作です!Boca Livreがコーラスで参加したブラジリアン・フュージョン”Rio Das Pedras”や、”Laranja Azêda”等他のメロー曲もオススメです!是非オリジナル盤で!
●Cauby Peixoto / Cauby! Cauby! (Som Livre / 403.6218 / 1980 / Brazil)
50年代から長きに渡って活躍したブラジリアン・シンガーCauby Peixotoによる80年作。アレンジャーにWaltel Branco、ゲストにJorge Benも迎えた人気のアルバム。なんと言ってもお薦めは、Jorge Banがヴォーカルで参加したミッドテンポ・ブラジリアン・ブギーの傑作”Dona Culpa”。Jorge Ben節全開でJorge Benの作品か?と思わせられる素晴らしい曲でホーンアレンジも最高なミッド・テンポのブギー・トラックです!Mr.Bongoが手掛けるBrazil 45シリーズの81番にも収録されて話題になっていましたね。この機会に是非オリジナル盤で!
●A Cor Do Sam / Transe Total (Elektra / BR 32057 / 1980 / Brazil)
名盤”Acabou Chorare”でお馴染みのBaby ConsueloやMoraes Moreiraが所属したトロピカリア・バイアーノ第二世代MPBバンドOs Novos Baianosの元メンバー達によって結成されたバンドA Cor Do Samによる80年作。レア盤では無いので何気に簡単に入手可能かと思いきや国内ではほとんど見ない隠れ名盤。なんと言ってもお薦めはGilberto Gilによるブラジリアン・ブギーの最高傑作”Palco”のカヴァー!オリジナルの雰囲気を保ちながらも彼等のアレンジでレイドバックしたブギー・ソウルへと変貌した素晴らしいヴァージョンです!Gilberto Gilの”Palco”好きの方はもちろん、ブラジリアン・ブギー系の皆様是非チェックを!ファンキー・フュージョンなインスト”Massaranduba”辺りも要チェック。
●João Bosco / Caça À Raposa (RCA Victor / 103.0112 / 103.0112 / 1975 / Brazil)
数多くの名作を生み出したブラジルのシンガーソングライター/ギタリストJoao Boscoによる75年2ndアルバム。ブラジリアン・クラシックス”De Frente Pro Crime”、疾走感に溢れるギターとサンバのリズムに素晴らしいヴォーカルが乗ったブラジリアン・ダンサー”Escadas Da Penha”、ブラジル・ファンにはたまらないダンサブルなMPBトラック”Casa De Marimbondo”等、アルバムを通して素晴らしい内容です!
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