【ESPECIAL RECORDS WEB 中古盤商品更新:2024.01.11】
中古盤新入荷更新が完了いたしました!
(本日は中古盤のみでの更新です。)
今週は久々に新着のヨーロピアンジャズ & フュージョン・タイトルをアップしました!
しばらく入荷していなかった人気盤も再入荷しておりますので是非チェックを!
オーダーはこちらから↓
ESPECIAL RECORDS
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●Márta Szirmay / Marta Szirmai With The Qualiton Jazz Group (Qualiton / LPX 7276 / 1964 / Hungary)
レア盤!ハンガリーのジャズ・ヴォーカリストMárta Szirmayによる64年デビュー・アルバム。50年代からクラシック、ジャズ等をリリースしてきたQualitonレーベルからのリリースでヨーロピアン・ジャズの中でもレア度の高いハンガリアン・ヴォーカル・ジャズの名盤。お薦めはなんといってもお薦めは、2000年にリリースされたSpinning Wheel Recordsからのヨーロピアンジャズ・コンピレーション”The Spinning Wheel Of Jazz 2”にも収録されていたクラシックなサンバ・ジャズのサウンドに彼女がジャジーに歌う最高傑作”Bagheera”。日本国内ではほとんど見たことがないジャズDJにお薦めのダンサブルなジャズ/ブラジリアン・トラックです。B5のメロー・ジャズから後半は高速スキャット・ジャズに展開する”Summertime”、スキャット・ジャズ”O Promised Hundred Times”等も◎。もちろんレアなハンガリー・オリジナル・Mono盤でコンディションも完璧です!!!コンディションの良い盤は近年ほぼ見つからないので是非この機会に!
●Cast / Cast (ATC / L20 9020 / 1980 / Argentina)
大推薦盤!イタリアの7人組ソウル/フュージョン・バンドCastによる80年唯一のアルバム。古くからPatrick Forge等のDJ達にプレイされ、Rainer Truby選曲のBPM110以下をルールとした極上ソウル・コンピ”Soulgliding”に収録された”Sweetness”はNaïmy Hackettのヴォーカルも最高に気持ち良いイタリア産メロー・ソウルの傑作トラック!その他にもファンキー・ソウル”Love Me Babe”、ジャジーなAOR調ソウル”Love Wants To Be”、ヴォーカルも気持ち良い軽快なソウル・トラック”Found The Paradise”、中盤からのサンバ展開も◎なソウルトラック”Sing At Your Feet”、ダンサブルなフュージョンファンク”Susie”、フリーソウル的な”Take A Message”、Brit Funk的サウンドの”Savannah” & ”Mama Sun”等々全曲最高の内容!ヨーロッパの洗練されたサウンドとファンク〜ソウル〜フュージョンのテイストがマッチした全曲最高な素晴らしいアルバムです!ソウル・ファンにもお薦めです!こちらはイタリア盤と同年リリースのアルゼンチン盤です。イタリア盤はどんどん値段上昇中ですので今のうちにこのアルゼンチン盤で!
●To Be / To Be (Brain / 60.053 / 1977 / Germany)
ドイツのジャズロック/フュージョン・バンドTo Beによる77年デビューアルバム。ヨーロピアン・ジャズ・ブーム時に発掘されRainer Truby選曲による大人気コンピ“Glucklich”に楽曲が収録された人気盤!Rainer Trubyのコンピ・タイトルにも使われた”Glucklich”はカッティング・ギターとフェンダーローズが心地良くからむ極上のドイツ産ブラジリアン・フュージョンの傑作。同じくDJユースでサンサブルなブラジリアン・フュージョン”Samba For Heino R.”も最高!その他にも軽快なフュージョン/ジャズファンク” Flügel”、メローなボサフュージョン”Is It Liebman's Song?”、イントロのブレイクビーツも◎なフュージョンファンク”Tell The Truth”等、他の収録曲も◎です。オリジナル・ファースト・プレスです!最近また見かけなくなってきたのでこの機会に是非!
●The Dave Pike Set / Noisy Silence - Gentle Noise (MPS Records / MPS 15215 ST / 1969 / Germany)
ビブラフォン奏者Dave Pike率いるThe Dave Pike Setによる69年名盤。Dave Pikeが68年から73年まで滞在し活動したヨーロッパでの作品。Dave Pike (Vibraphone), Volker Kriegel (Guitar), Hans Rettenbacher (Bass), Peter Baumeister(Drums)での4人編成。ユーロジャズブーム全盛期にTalkin' Jazz Volume 2に収録されブレイクしたシタールサウンドをフィーチャーしたユーロ・ジャズファンクの傑作”Mathar”が収録です!その他にもジャズファンク”I'm On My Way”、スキャットをフィーチャーしたジャズトラック”Regards From Freddie Horowitz”、中盤からジャズファンクに展開する”Noisy Silence - Gentle Noise”、高速ジャズ”Teaming Up”、ファンキーなモーダルジャズ”Walkin' Down The Highway In A Red Raw Egg”等が収録。見開き(Gatefold)のオリジナル・ドイツ盤(ラミネートジャケ)です!
●Jordi Sabatés / Ocells Del Més Enllà (Edigsa, Zeleste / UM 2024 / 1975 / Spain)
スペインの鍵盤奏者Jordi Sabatésによる75年作。発掘された当時はスペイン産の激レア盤としてDJ達が血眼になって探し一時は数万円の価値がついていた極上のスパニッシュ・フュージョン・アルバム。約15分に渡る3部構成からなる”Ocells Del Més Enllà”内の”Part III - Allegro Ma Non Presto”はJordi Sabatésによるファンキーかつジャジーなフェンダーローズにブラジリアンなリズム、スパニッシュ・ギターやスピリチュルな女性コーラスが絡むスパニッシュ・フュージョンの傑作。ブラジリアン + フュージョン+ ファンクが融合したキラートラック”Gingers”等、他もスパニッシュはもちろん、ジャズ・ロックやプログレの影響も感じさせる実験的なサウンドで興味深い内容です。こちらはオリジナル・スペイン盤のGatefold仕様です!
●Theo Schumann / Theo Schumann (Amiga / 8 55 829 / 1981 / East Germany)
JazzanovaコンパイルによるAmiga音源コンピ”Formation 60”にTheo Schumann Combo名義での激レア7”トラック”Karawane”が収録された事でも知られる旧東ドイツのピアニスト/サックスプレイヤーTheo Schumannによる81年唯一のソロ・アルバム。Rainer Trubyがフェイヴァリット・アルバムとしてSNSに投稿していた本作には、2001年にSeven Up Recordsから7”化され話題となった事でも知られるスタイリッシュなジャズファンクの傑作”Totila”が収録!!!美しいピアノとムーディーなサックスで幕を明けるロングイントロから軽快なドラムと美しいメロディーで進行するジャズファンクへと展開する傑作トラックです!その他にも”Little Sunflower”的な極上のメローフュージョン”Grünes Gewölbe”、クールなフュージョン/ジャズダンサー”Honolulu”、更には軽快なソウルジャズ”Navarra”、クールな4ビートからフュージョンファンクに展開する”Poll”、スピリチュアル・フュージョン”Honky - Tonky”、メローなイントロからダンサブルなジャズファンクに展開する”Kentucky”等も◎です。お薦めの内容ですので是非チェックしてみてください。
●Joe Haider / Joe Haider And His Friends (Calig / CAL 30 618 / 1979 / Germany)
ドイツのピアニストJoe Haiderによる79年作。70年Four For Jazz & Benny Bailey名義でのアルバムと、73年Joe Haider Trio名義での激レア・アルバム”Café Des Pyrénnées”からの抜粋曲に本作エクスクルーシヴ作を加えて選曲された79年編集盤。”Café Des Pyrénnées”からは、後にMax Greger Jr.率いるCatch Up名義で”Onkel Joe”としてカヴァーされたキラーチューン”Tante Nelly”が収録!”Onkel Joe”よりも更にジャジーなジャーマンジャズの傑作トラックです!その他にも”What Is Happening”、”A Land Of Dolls”、”My Daddy Is Home”、”Café Des Pyrénées”、そして本作にエクスクルーシヴ収録された”Muchacha”と、キラージャズ満載の素晴らしい内容です!特にアルバム”Café Des Pyrénnées”はレア化が進み現在は入手困難。本作も編集盤ながら滅多に市場で見ないのでヨーロピアンジャズ系は是非チェックで!
●Benny Bailey / Serenade To A Planet (EGO Records / 4004 / 1976 / Germany)
アメリカ/オハイオ州出身でDizzy GillespieやLionel Hampton等のバンドメンバーとしてキャリアをスタートし、ヨーロッパに移住後はJoe Haider Quintett、Clarke-Boland Big Band、ORF Big Band、The Max Greger Big Band、Pony Poindexter Quintet等の多くのバンドにも参加したトランペット・プレイヤーBenny Baileyによるソロ名義での76年名盤。ピアノにJoe Haider、ドラムにKenny Clarkeとヨーロピアン・ジャズの名手達が参加した二管編成のクインテットでのれこーディング作品。古くからジャズDJ達にプレイされている説明不要のジャズ・ダンサー”Little “B””を筆頭に、洗練された美メロのモーダル・ジャズ”Aquarian Mood”、更にはSOIL&”PIMP”SESSIONSのサウンドを彷彿とさせるキラーなダンス・ジャズ・トラック”The Kicker”、更にはその他の収録曲も含め素晴らしい内容のジャーマン・ジャズ・アルバムです!一度精巧に作られたブート盤がありようですが、こちらはもちろんオリジナル・ドイツ盤です!
●Volkmar Schmidt Combo / Michael Fritzen Quartett / Modern Jazz Studio Nr.3 (AMIGA / 8 55 177 / East Germany / 1969)
Volkmar Schmidt ComboとMichael Fritzen Quartettによる69年にリリースされた東ドイツ産ジャズのシリーズ”Modern Jazz Studio”の第三弾。Jazzanova選曲のAmigaレーベル・コンピレーション”Formation 60”に収録された事でも知られる旧東ドイツ産のダンスジャズ・トラック2曲が収録!A4の素晴らしいジャズ・ワルツ”Michael Fritzen Quartett / Rien”、B3のダンサブルなモダンジャズ”Volkmar Schmidt Combo / Episode”共に最高!他にも”Volkmar Schmidt-Combo / Für Achim”、”Michael Fritzen-Quartett / The Boy From Ipanema”等が収録された好内容アルバムです!ジャケットのデザインも最高ですね。ユーロ・ジャズ系リスナーは是非持っておきたい一枚です。
●Maynard Ferguson, Gustav Brom Orchestra / Maynard & Gustav (Supraphon / 0 15 0716 / 1971 / Czechoslovakia)
カナダのジャズトランペッターMaynard Fergusonと、チェコのビッグバンドジャズコンダクターとして数多くの作品を手掛けたGustav Brom率いるGustav Brom Orchestraによる69年コラボレーションアルバム。比較的安く買えるアルバムなのでつい見逃しがちですが、ジャズDJ達が古くからプレイしているキラートラックが収録されています!注目はアルバムの冒頭に収録されている”Pilatus”!ゴージャス且つエレガントなビックバンド・サウンドで、イントロから素晴らしいジャズDJなら反応してしまうキラーなダンスジャズです!69年盤以降に使われたこのジャケットアートワークも◎です。こちらは71年リリースの 2ndプレスのStereo盤です。
●Alice Babs / Music With A Jazz Flavour (Bluebell Of Sweden / BELL 120 / 198? / Sweden)
スウェーデンの国民的シンガーAlice BabeがバックバンドにNils Lindberg率いるオーケストラを起用した73年人気アルバム。Carol Kingの作品をダンサブルにアレンジした”Been To Canaan”は傑作。Duke Ellingtonの”名曲をスウィンギンなスキャット・ジャズでカヴァーした”It Don't Mean A Thing”も収録。スウェディッシュ・ジャズの傑作アルバムですので是非持っておいて下さい。本作は80年代初頭にBluebell Of Swedenレーベルからリリースされたセカンドプレスとなります。お買い得プライスですので是非!
●Gary Burton / The New Quartet (ECM Records / ECM 1030 ST / 1973 / Germany)
ヴァイヴ奏者Gary BurtonによるECMからの73年作。Flora Purimのヴァージョンでもお馴染みのChick Corea作”Open Your Eyes, You Can Fly”を素晴らしいジャズファンク・アレンジで披露!!!沖野修也 (KJM)等のDJプレイはもちろん、Pete Rockの”Pete's Jazz”のサンプリングネタとしても人気の作品です!何気に見逃されがちなヴァージョンですので要チェックで!その他にもクールなジャズファンク”Tying Up Loose Ends”、”Brownout”等も◎です。オリジナル・ドイツ盤です!今年ECM Luminessence Viyll Seriesとして復刻盤もリリースされましたが、そちらはなんと6000円超えの値段になっていたのでこの機会に是非ECMオリジナル盤で持っておいてください。
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