【ESPECIAL RECORDS WEB 中古盤商品更新:2021.08.19】
中古盤新入荷更新が完了いたしました!
今週はドイツ/フランス/スウェーデン等のヨーロッパ産ブラジリアン・フュージョンに加え、ヨーロッパ・リリースのジャケット付きブラジル7”をピックアップして紹介しています。もちろんどれもお薦めです!
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ESPECIAL RECORDS
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●Ximo & Judy / Via Brasil (Rillenschlange / RL 11002/83 / 1983 / Germany)
Ximo GregorioとJudy Enxutoのデュオによるブラジリアン・ユニットXimo & Judyによる83年唯一のアルバム。Rainer Trübyが手掛けたヨーロッパ産ブラジリアン・コンピ”Glücklich II”に収録され衝撃を受けたドイツ産ブラジリアン・ジャズ/フュージョンの傑作”Vou Vencer”が収録です!!!哀愁のメロディーとダンサブルなブラジリアン・トラックでフロアが盛り上がるトップ・チューン。その他にもブラジリアン名曲メドレーの”Potpourrie”、洗練されたヨーロッパ産ボサノヴァ”Lua No Céu”、軽快なサンバ・フュージョン”Nem É Maracatu”、BPM早めのボサノヴァ”Time”、名曲カヴァー”Samba De Orfeu”等アルバム通して素晴らしい内容です。2001年にリイシューがリリースされていますがそちらも現在は入手困難、当時も1度リプレスされていますが、こちらはポルトガル語 & ドイツ語の歌詞インサートの付属もついたオリジナル盤ファースト・プレスです!
●Samboa / Samboa (Playa Sound / PS 805 / 1983 / France)
ブラジル出身でベルギーやフランスで活動したギタリストAugusto Gonçalves率いるブラジリアン・バンドSamboaによる83年人気アルバム。1997年ににリリースされたヨーロピアン・ジャズのコンピレーション”The Spinning Wheel Of Jazz”で発掘されヨーロッパ産ブラジリアンの人気トラックとなった”Ze Bede”は、アップリフティングなサンバ・ジャズ・トラックに男女混声のヴォーカル/コーラスワークが最高なブラジリアン・ダンサー!その他にもメローな男女掛け合いヴォーカルでのジャズ・サンバ”Meu Querer”、温かみのあるボサノヴァ”Longe Da Cidad”、サンバ・トラック”Sacaneia Essa Nega”等が収録。83年にベルギーとフランスで同時にリリースされましたがこちらはGatefold & 光沢コーティング仕様のオリジナル・フランス盤です。(2002年に日本盤でも一度再発されていますが、そちらも既に入手困難でオリジナル盤並みに値段が上がっています。)
●Os Maracatu / Ritimos Do Brasil (Disques Festival / FLDX 599 / 1972 / France)
ブラジル出身のギタリストChiquinhoと、ドラマー/パーカッショニストPaulo Lajaoを中心にフランスで結成されたバンドOs Maracatuによる72年デビュー・アルバム。古くからフレンチ・ブラジリアンの名作としてクラブ・プレイされて来たBaden Powellのカヴァー”Birimbau”は、イントロのスキャットとギターのユニゾンから痺れるアップ・リフティングな素晴らしいヴァージョン。半分の速度になる中盤パート含め素晴らしいアレンジです。その他にもブラジリアン・クラシックスのカヴァー”Voce Abusou”、Toquinho作の名曲カヴァー”Canto De Oxum”、軽快なサンバ”Pot Pourri: Jai Vai - Ya-Ya Vai Bem”を始めとした素晴らしいフレンチ・ブラジリアンを披露したアルバムです。
●Rava / Quotation Marks (Japo Records / JAPO 60010 ST / 1976 / Germany)
イタリアのトランペッターRavaことEnrico RavaによるECM傘下のJapo Recordsからとなる76年作。NYとアルゼンチンのブエノスアイレスでの録音でJack DeJohnette、John Abercrombie等ECMのアーティストに加えアルゼンチンの現地ミュージシャンも参加。お薦めは古くからジャズDJ達がプレイしているラテン/ブラジリアン・ジャズ・ダンサー”Melancolia De Las Maletas”。Enrico Ravaのプレイとスピリチュアルな女性スキャットの兼ね合いも素晴らしいです。その他にもバンド・ネオン調のイントロから美しいサウンドに展開する”Espejismo Ratonera”、ボサノヴァ・ミーツ・ジャズなヴォーカル曲”Short Visit To Malena”、洗練されたジャズ・ファンク”Sola”、ラテン・ジャズ・トラック”Water Kite”等も◎です。
●Lisa Linn & Bo Sylven Og Orkester / Synge (RCA Victor / PL 40143 / 1976? / Germany・Scandinavia)
スウェーデンのシンガーLisa Linnと夫であるデンマークのギタリストBo Sylven率いるオーケストラによる人気アルバム。一番人気はMichel Fugainのカヴァーでアルバムタイトルにもなっている”Synge”。古くから大人気のサンバ・フュージョン・アレンジのスカンディナビア産ブラジリアンの傑作です。その他にもファンキー且つポップな”Fyrre”、スウィンギーな”Bare Musikken Swinger”、その他もメローなトラック等を含めた作品心地い良いコーラス/スキャットがポップで◎です。
●Art van Damme & Liza Matson / Art & Liza (Svenska Media AB / SMTE 5003 / 1981 / Sweden)
スウェーデンのアコーディオン奏者Art Van DammeとシンガーLisa Matsonによる81年作。スウェーデン産ブラジリアン・フュージョンが発掘された当時人気作となっていた軽快なブラジリアン・トラック”You Are The Shining Sun”が収録。その他にもジャズ・トラック”Cute”、フリーソウルとしても一時期取り上げられたフュージョン・フィールなAOR曲”Our Hearts Are One”、"The Sun Is Out”等も収録です。
●Tania Maria / Brazil With My Soul (Barclay / 90169, 90 169 / 1978 / France)
ブラジリアン・ピアニスト/シンガーであるTania Mariaがフランス滞在期にBarclayレーベルに残した78年作。1975年発表の"Via Brasil”、”Via Brasil vol. 2”に続くフランスでの3作目。何と言っても注目はJazzanovaがイントロのベースラインをサンプリングで使用した疾走感に溢れるブラジリアン・ジャズ・ダンサー”Para Chick”。Tania Mariaのピアノも最高です!その他にも”Tatiana”、”Passarella”、”Pecados Meus”、”Zé”、”Eu Fui A Europa”、”Ideias E Ideais”等を始めとした楽曲も素晴らしいです。(ファーストプレスのオリジナル盤です。)
●Samba Trio / Tristeza (Timeless / SJP 169 / 1983 / Netherlands)
オランダのブラジリアン・グループSamba Trioによる83年人気のアルバム。人気のブラジリアン・クラシックスを彼等のスムースなフュージョン・ブラジリアン・テイストで演じた内容で、Toninho Hortaの”Aquelas Coisas Todas”、Ivan Linsの”Essa Marie”の極上カヴァーを筆頭に、”Tristeza”、”Chick De Ipanema”、”O Pato”、”Tres Horas Da Manha”、“Quadras De Rhoda”、”Deve Ser Amor”、”Vera Cruz”等、アルバムを通して素晴らしいアレンジで披露しています。
●Jane & Herondy / É Um Problema c/w Em Terra De Cego (RCA Victor / 20.147 / 1975 / Portugal)
70年代にブラジルで活躍したJane MoraesとHerondy BuenoによるデュオJane & Herondyによる75年作の7inch。同年にリリースされたアルバム”Jane & Herondy”からの7”カットとなりますが、注目はこの7”のみにエクスクルーシヴ収録されたブラジリアン・ファンクの傑作”Em Terra De Cego”が収録!!!Gilles Petersonが”Boiler Room & Ballantine's Stay True Brazil DJ Set”でもプレイした人気のキラー・トラックです!当時ブラジル盤とポルトガル盤のみでリリースされた7”ですが、このポルトガル盤のみアルバムのアートワークが使用されたピクチャー・スリーヴです!
●Djavan / Samurai (CBS / CBS A 3007 / 1983 / Spain)
7”!!!数多くの名作を生み出したブラジリアン・シンガーDjavanによる82年5thアルバム”Luz”からの7”カット。Stevie Wonderをハーモニカでフィーチャーしたブラジリアン・メロー・クラシックスの最高峰”Samurai”の7”片面プレスの珍しいプロモ盤です!ヨーロッパ盤のみのアートワーク・ジャケットも嬉しいですね。もちろんアルバムより珍しいです。是非コレクションにどうぞ!(ジャケットは正規盤のジャケットなのでSide-Bに”Luz”が収録となっていますが本作はSide-Aのみの片面プレスです。)
●Claudia / Jesus Cristo c/w Amigo (Odeon / 2 C 006-80978 M / 1971 / France)
大推薦!60年代後半から活躍し続けていたブラジリアン・シンガーClaudiaによる70年4thアルバム”Jesus Cristo”からの7”カット。アルバムのハイライトとなっているErasmo Carlos作サウダージ感に溢れる”Jesus Cristo”はファンク・アレンジが最高!c/wには哀愁のメロー・ファンク”Amigo”が収録。なんと!フランス盤のみでのリリースとなったアートワーク付きスリーヴ!デザインも可愛いです!
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