
【ESPECIAL RECORDS WEB 中古盤商品更新:2021.07.15】
中古盤新入荷更新が完了いたしました!
今週はESPECIALがお薦めしている旧ソビエト産ジャズの新入荷 & 再入荷タイトルに加え、USの定番ジャズ/ソウル、更にはお薦めブギー12”等々を紹介しています。ご興味ある方は是非!
オーダーはこちらから↓
ESPECIAL RECORDS
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●Maria Kuut Ja Uno Loop / Maria Kuut Ja Uno Loop (Мелодия / CM 02589-90 / 1972 / USSA)
旧ソビエト占領下であったエストニア出身のジャズ・シンガーMaria Kuutとヴォーカリスト兼ギタリストUno Loopによる72年共作アルバム。ソビエト連邦の国営レーベルМелодияからの本作は驚きの旧ソビエト産ボサ・ジャズ・アルバム。西側諸国の情報に規制がある中素晴らしいジャズ作品が生まれたこの時代の旧ソビエト産ジャズにはいつも驚かされますが、本格的なブラジリアンも録音されています。Uno Loopがヴォーカルを務めるジャズ・ボサ・トラック”Kamina Ees” & ”Märtsis Mai”、Maria Kuutがヴォーカルを務めるボサノヴァ名曲のカヴァー”Sa Tantsi Sambat”等、素晴らしいジャズ・ボサ・トラックを収録した最高の内容です。当時2種類のジャケットでリリースされていますが、Especial的にはこちらのアートワークがお薦め。デザイン/カラーリング/フォントも素晴らしいですね!一時期は国内では2万円以上の価値が付いていましたが今は値段が落ち着きましたので是非!
●Marina Granovskaja, Kęstutis Lušas / Jazz Compositions (Мелодия / С60 20475 001 / 1984 / USSR)
マルチ・プレーヤーKestutis Lusasがサウンド・プロデュースを手掛けた旧ソビエトのシンガーMarina Granovskajaのよる84年作。某レコード紹介本にも掲載されましたが、”これぞEspecial Classicsといえる昔Especialがディスカヴァリーした極上アルバム。お薦めはスキャット/フュージョン感が最高に心地良い旧ソビエト産ブラジリアン・フュージョンB2”Greita Bosanova”。その他もスキャット入りの美しいジャズ・トラックB1”Dvyliktoji Kompozicija”や極上のジャズ・ファンクB3”Pastovus Judėjimas”等を含め、まさか旧ソビエト産とは思えない極上のジャズ/フュージョンな内容です。
●Nikolai Levinovsky / Вокруг Блюза - Around Blues (Мелодия / C60 25015 004 / 1987 / USSR)
旧ソビエトのジャズ・ピアニストNikolai Levinovskyの87年作。トリオ編成で録音された本作、ジャズファンク・スタイルの”Соул”や、”Фьюжн”、ダンサブルな”Бибоп”、変拍子ジャズ”Блюз На 5/4”等も含め内容はかなりいいですが、Especialでのお勧めはA-3に収録されているブラジリアン・ピアノ・ジャズ”Джаз-Рок”。シンプルなサウンドですがめちゃくちゃ良いです!この辺りの旧ソビエト産ジャズはどんどん入手困難になってきているので是非今のうちに!お薦めです!
●Nikolai Levinovsky “Allegro" Jazz Band / Sphinx (Мелодия / С60 24695 003 / 1986 / USSR)
旧ソビエトのジャズ・ピアニストNikolai Levinovsky率いる“Allegro" Jazz Bandによる86年作。オープニングの”финкс”から全編に渡って素晴らしいプレイが披露されている好内容ジャズ & ジャズ・ファンク・アルバムですが、中でもお勧めは変拍子のフュージョン・ジャズ”Sphinx”、そして中盤にブラジリアン・ジャズな展開をみせる”Портреты Друзей”辺りも最高です。旧ソビエト産ジャズなかなか入手難しいので是非要チェックで!
●Konstantin Petrosyan, Datevik Hovanesyan & the Big band of Vladimir Chekasin / Concerto For Voice and Orchestra (Мелодия / С60 24479 009 / 1986 / USSR)
正直名前を解読するだけでも難解な旧ソビエトのバンドKonstantin Petrosyan & Datevik Hovanesyan & the Big band of Vladimir Chekasinによる86年作。注目はSide-AのKonstantin Petrosyanサイド。全曲繋がっているのでどこで曲が変わるのか謎ですが、1:18頃からスタートする楽曲はKonstantin Petrosyanによるスキャットにフェンダー・ローズ、そしてファンキーなサウンドが絡む極上のフュージョン・ファンクです!後半に出てくる変拍子のスキャット・フュージョンも◎。
●V.A. / Birštonas 88. Džiazo Muzikos Festivalis (III) (Mелодия / C60 27929 008 / 1989 / USSR)
Mелодия所属の旧ソビエト・ジャズ・ミュージシャン達が集結した89年Birštonasスタジオでのライブレコーディング・アルバム。ピアノでの美しいメロディーが素晴らしいブラジリアン・テイストのジャズ・ダンサー”Laiptai Į Septintą Dangų [Stairway To Seventh Heaven]”が最高です!他にもミュージシャン達のインプロビゼーションも素晴らしいキラーなダンス・ジャズ”Austrių Valgymas”も◎です。旧ソビエト産ジャズまだまだ奥深いですね。
●Мелодия / Знакомые Мелодии (Мелодия / 33 С 60—05383-4 / 1974 / USSR)
旧ソビエトのラジオ/TVオーケストラDisbanded Concert Jazz OrchestraのメンバーであるGeorgiy Garanyan とВладимир Чижикを中心に結成されたInstrumental Jazz Ensembleバンド “Мелодия”による74年作。ロシア語が解読不能で全く詳細が分かりませんが、興味深い旧ソビエト産ジャズ・ファンクが収録されたアルバム。B3の”Будет Жить Любовь На Свете”、B4の”Ромашки Спрятались”辺りはUSファンクからの影響とロシアン・テイストが融合したファンキーなジャズ・ファンク。B6の”Женская Доля”はミッド・テンポのジャズ・ファンクを披露。旧ソビエト産ファンクもまだまだありそうですね。
●Robert Watson / Estimated Time Of Arrival (Roulette / SR 5009 / 1978 / US)
キーボーディストRobert Watsonによる78年のリリースされたジャズ・アルバム。クラブシーンでブレイクしたThe Visonの “Heaven”ネタとして再評価された”Reachin', Searchin’”が収録された隠れ名盤。Arthur WhiteとRobert Watson本人によるSax部分とベースラインがネタとして使われています。もちろんこのオリジナルもDJユースなジャズ・ファンクとして人気です!その他にもオススメのメローから4ビートに展開するジャズ・トラック”Time Will Tell”、軽快なジャズ・ファンク”Hum For The People”、ブルージーなジャズ・トラック”Dubious Meditation”、Pamela Watsonが歌うヴォーカル曲”Take A Ride On Love”、ラストの”The Roland Prince”等、内容もアルバム通して素晴らしいです。
●Jon Lucien / Mind’s Eye (RCA / APL1-0493 / 1974 / US)
“Who Will Buy?”収録の70年”I Am Now”、”Would You Believe In Me”収録の73年”Rashida”等、数多くのクラシックスを生み出してきたシンガー・ソング・ライターJon Lucienによる74年人気の3rdアルバム。本作ではブラジリアン・テイストを多く取り入れたブラジリアン・ソウル中心の好内容。ブラジリアンな”Sunny Day”や”The Pleasure Of Your Garden”、ブレイクビーツも強烈なレアグルーヴ・クラシックス”The Ghetto Song”も人気ですが、やっぱりジャズ・ダンス・クラシックス”Listen Love”が最高ですね。メローなイントロからベースラインと共に高速ブラジリアンへの展開は最高で、正に永遠のマスターピースです!その他の楽曲も素晴らしいアルバムですのでお持ちでない方は是非。
●Michele Hendricks / Carryin' On (Muse Records / MR 5336 / 1987 / US)
Jon Hendricksの妹としても知られるジャズ・シンガーMichele Hendricksによる87年デビュー・アルバム。何と言ってもお薦めはCarol Kingの名曲でFirst Gearのヴァージョンでも有名な”I Feel The Earth Move”のジャズ・カヴァー!アレンジ最高です!更にはRainer TrübyやPatrick Forgeがフェイヴァリットに挙げるSoulglidingトラック”Say When”、ダンサブルなヴォーカル・ジャズ”Lover Man”等を収録した素晴らしい内容のアルバムです。
●Marilyn Scott / Dreams Of Tomorrow (Atco / SD 38-109 / 1979 / US)
サンフランシスコのシンガーMarilyn Scottによる79年ファーストアルバム。古くからDJ人気の高いフュージョン・ソウル・ダンサー”Dreams Of Tomorrow”はもちろん、Sadar Baharがミックスに収録したダンサブルなブギー・ソウル・トラック”Let's Not Talk About Love”、Rainer Trubyプレイのソウル・トラック“Highways Of My Life”も人気。その他にも軽快なフュージョン・ソウル・トラック”Let's Be Friends”を含め素晴らしい内容のアルバムです。
●Fania All Stars / Rhythm Machine (Columbia / PC 34711 / 1977 / US)
Bob Jamesがプロデュースを手掛け、Bobby Valentin、Mongo Santamaria、Louie Ramirez、Ruben Blades等のラテン勢に加え、Joe Farrell、Eric Gale等USフュージョン・アーティストも参加したFania All Starsの77年作。クラブ・クラシックスとしても有名な哀愁のラテン・ダンサーで、DJ KAWASAKIも以前カヴァーを手掛けた”Jubileo”が収録!その他にもサルサ・クラシックス”En Orbita”、メロー・トラック”Awake”、ブラジルのNonato Buzar作のラテン・フュージョン・カヴァー”Verão Vermelho”、ラストの哀愁のbサルサ”Juan Pachanga (Daylight)”等も◎です。
●Norman Connors / Slewfoot (Buddah Records / BDS 5611 / 1974 / US)
ジャズ〜ソウル〜ディスコ・シーンを股にかけ活躍したドラマーNorman Connorsによる74年名盤。本作にはCarlos Garnett、Lonnie Liston Smith、Hubert Laws、Gary Bartz、Eddie Henderson、Ron Carter、Reggie Lucas、Dom Um Romao、そしてヴォーカルにJean Carnと豪華なメンバーが参加。Carlos Garnettのカヴァー作品でJean Carnが歌い上げる”Mother Of The Future”はジャズダンサー達も大好物なダンス・ジャズ・クラシックス。さらにはジャズ・ファンクの傑作”Chuka”、”Back On The Street”、”Slew Foot”等の楽曲も含め素晴らしい内容のアルバムです。
●Mark Murphy / Stolen Moments (Muse Records / MR 5102 / 1978 / US)
ジャズ・シンガーMark Murphyによる78年人気作品。彼の最高傑作ともいえるジャズ・ヴォーカル・トラック”Stolen Moments”は説明不要のジャズ・クラシックスです。その他にもA.C. Jobim作曲のボサノヴァ名曲カヴァー”Waters Of March”、ファンキーなドラムとヴォーカルのユニゾンも最高なヴォーカル・ジャズ・ファンク”Sly”も最高です!お持ちでない方は是非!
●Freddie Hubbard / Liquid Love (Columbia / PC 33556 / 1975 / US)
大御所ジャズ・トランペッターFreddie Hubbardによる75年作。Patrick ForgeやRainer TrubyをはじめとしたJazz DJ達が古くからプレイしている “Liquid Love”はジャズとブギーの要素が絶妙にブレンドされた最高傑作です。その他にもMaria Muldaurのカバー”Midnight At The Oasis”、ジャズ・ファンク”Put It In The Pocket”、哀愁のメローからジャズファンクに展開する”Lost Dreams”、ディープなスピリチュアル・ジャズ”Kuntu”等が収録。
●Dianne Reeves / Welcome To My Love (Fonomusic / 86.2100/9 / 1985 / Spain)
80年代に活躍した女性ジャズ・シンガーDianne Reevesの82年作。メローなラテン/ブラジリアン・フュージョンとしてジャズDJ達にも人気が高い”Passege Way”、イントロからカッコいいメロー・ラテン・スキャット・ソウルの傑作”Mi Vida”が収録。何気に最近市場でみなくなってきたので是非一度聴いてみて下さい。(こちらはFonomusicからとなる85年リリースのスペイン盤です。)
●Sharon Redd / Sharon Redd (Prelude Records / PRL 12181 / 1980 / US)
Preludeのディスコ・シンガーSharon ReddがプロデューサーにWillie Lester & Rodney Brownを迎えた80年作。大御所ハウスDJからJazz DJ迄もが昔からプレイしているブギー・ソウルの傑作”Can You Handle It”が収録です。更には、高揚感に溢れるブギー・クラシックス”You Got My Love”、The Shapeshiftersがカヴァーしたブギー・ソウルの傑作”Try My Love On For Size”も収録した好内容。ブギー系の皆様お見逃しなく!
●Thelma Houston / Qualifying Heat (MCA Records / MCA-5527 / 1984 / US)
“Saturday Night, Sunday Morning”でもお馴染みのグラミーにノミネート経験もあるソウル・シンガーThelma Houstonによる84年。James Harris III & Terry Lewisのプロデュースでヒット曲となった”You Used To Hold Me So Tight”はReel Peopleがカヴァーした事でも知られるエレクトリックな80’sブギー・ソウル・クラシックス。その他にも”(I Guess) It Must Be Love”、I'd Rather Spend The Bad Times….”等を始めとしたヒット作品を多く収録した好内容!この時代を象徴するファットなマシン・ドラムが現行のモダン・ブギー的でもあるサウンドでDJユースです!
●Wynd Chymes / Checkin’ Out Your Stuff c/w Alakazam (RCA Victor / PD-13249 / 1982 / US)
元CameoのメンバーAnthony Lockettがプロデュースを手掛けた80’sファンク/ソウル・グループWynd Chymesによる82年レア・アルバム”Arrival”からの12”カット。本作には市場でたまに目にする”Checkin’ Out Your Stuff”のプロモ盤12”には収録されていなかったアルバムからの人気トラック”Alakazam”が収録!!!EW&F的なコーラス・ワークも素晴らしい80’s ブギー・ファンクの傑作です!(EspecialからのセレクションCD”ESP Boogie And More Edits”にも収録されていました。)c/wにはファンキーなベースラインやヴォーカルが印象的な80’sブギー・ファンク”Checkin’ Out Your Stuff”が収録。中古盤市場でアルバムは1万越え、この12”も珍しく現在値段が上がっていますので是非この機会に。
●Cerrone / Je Suis Music c/w Music Of Life (Malligator / 771.813 / 1978 / France)
”Music Of Life”収録の12”!!! 数々のディスコ・ヒットを生み出したフランスのプロデューサーCerroneの78年アルバム”Cerrone IV - The Golden Touch”からの12”カット。嬉しい事にこの12”にはDJ人気のCerroneによるブラジリアン・ソウルの傑作”Music Of Life”が収録。コーラスワークも最高の名曲です!当時12”はフランス盤とカナダ盤のみでのリリースですので何気に珍しいです。c/wには同アルバムのハイライトであったエレクトリック・ディスコ”Je Suis Music”が収録。12”のサウンドめちゃくちゃ良いです!(ジャケット付きフランス盤)
●Ronnie Laws / All For You c/w Let's Keep It Together c/w Nuthin' 'Bout Nuthin' (United Artists Records / 12 UP 36481 / 1978 / UK)
“Always There”でお馴染みのジャズ・サキソフォニストRonnie Lawsによる78年UKリリース・オンリーの12”。76年”Fever”、77年”Friends And Strangers”、78年”Flame”の3つのアルバムからそれぞれ厳選された1曲づつを収録。お薦めはJoe Claussellのエディットでもお馴染みのアップテンポなブギー・ソウル”Nuthin' 'Bout Nuthin’”!ウエストロンドン/ブロークンビーツ諸作に影響を与えたと言われている男女混成のコーラス・ワークも最高です!他の収録曲であるブギー・ソウル”All For You”、フュージョン・ブギー”Let's Keep It Together”も◎。この12”のみでのUK盤独自ピクチャー・ジャケットも嬉しいですね!
●Willie Colon / Set Fire To Me (A&M Records / SP-12181 / 1986 / US)
ラテン・トロンボーン・プレイヤー兼シンガーの大御所Willie Colonによる86年作オンリー12”作品。Garage / Loft Classicsとして古くからDJに大人気の”Set Fire To Me”を2ヴァージョンで収録。エレクトリックなマシーン・サウンドでのラテン・ブギー・トラックにヴォーカルが挿入される”Latin Jazzbo Version”をSide-Aに。Side-BにはSun PalaceのRude Movementsを彷彿とさせるスモーキーなシンセワークとパーカッション・ワークがさらに引き立った長尺のDub/インスト・ヴァージョン”Inferno Dub”が収録。人気のダンスクラシックスです!
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