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中古盤商品更新:2021.05.06

執筆者の写真: ESPECIAL RECORDSESPECIAL RECORDS


【ESPECIAL RECORDS WEB 中古盤商品更新:2021.05.06】

中古盤新入荷更新が完了いたしました!

今週はブラジル盤ジャズ サンバの7” & LPに加え、ロシアン/東欧フュージョン作品を紹介してます!

レア盤もありますのでお見逃し無く!

オーダーはこちらから↓

ESPECIAL RECORDS


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●Claudia / Jesus Cristo c/w Com Mais De 30 (Odeon / 7B-476 / 1970 / Brazil)

大推薦!60年代後半から活躍し続けていたブラジリアン・シンガーClaudiaによる70年カップリングも最高な7”。彼女の4thアルバムにして人気作品”Jesus Cristo”からの7”カットとなる本作は、アルバムのハイライトとなっている2曲が両方収録!Erasmo Carlos作サウダージ感に溢れる”Jesus Cristo”はファンク・アレンジが最高!c/wにはブラジリアン・メローの最高傑作”Com Mais De 30”を収録。どちらも胸を締め付けられるメロディー & Claudiaのヴォーカルが最高です!”Jesus Cristo”はヨーロッパ盤も含め数タイトルの7”が存在しますが、この2曲がカップリングされた7”ほとんど見かけません!(本作が一番最初にリリースされたオリジナル盤だと思われます。)


●Claudette Soares ‎/ Que Maravilha c/w Vem Balançar (Philips / 365.287 / 1969 / Brazil)

ブラジリアン・シンガーClaudette Soaresによる69年リリースの”Feitinha Pro Sucesso Ou Quem Não É A Maior Tem Que Ser A Melhor”と”Claudette” 2枚のアルバムからの7”カット。”Claudette”からとなる”Vem Balançar”はMário Castro Neves & Samba S.A.のヴァージョンでも知られているブラジリアン・ジャズ・ダンサー!このClaudette Soaresのヴァージョンも最高です!Jorge Ben E Toquinhoの名曲カヴァーである”Que Maravilha”ももちろん◎。ブラジリアン・ジャズ・コレクターは是非7”で持っておきたいですね。


●O Som Psicodélico de L.C.V. ‎/ Yê-Melê c/w Zizê Baiô (CBS ‎/ 33532 / 1967 / Brazil)

ブラジリアン・ピアニストLuiz Carlos Vinhasによる67年レア7”。Side-Aには68年のレア・アルバム”O Som Psicodélico De L. C. V.”からLuiz Carlos Vinhasが生み出したブラジリアン・クラシックスの最高峰”Yê-Melê”を収録。Side-Bには68年のアルバムに収録されたヴァージョンとアレンジが違うこの7”のエクスクルーシヴ・ヴァージョンとなっている”Zizê Baiô”が収録。ブラジリアン・ジャズ・コレクターはお見逃しなく!


●Elis Regina ‎/ Yê-Melê c/w Upa Neguinho (Philips ‎/ 365.229 / 1968 / Brazil)

ブラジルを代表する歌姫Elis Reginaによる7”オンリーでの68年レア作品。Luiz Carlos Vinhas作曲で多くのアーティストにもカヴァーされたブラジリアン・クラシックス”Yê-Melê”を極上のアレンジでカヴァー。今までこの7”以外ほとんどアナログ化されていないレア・トラックです。c/wには68年にBossa Jazz Trioをバックにライブ録音された名曲”Upa Neguinho”を収録。ブラジリアン・ジャズ・コレクターは是非7”で持っておきたいですね。


●Eduardo Costa & Os Hit-Makers / Festa De Brotos (Rozenblit ‎/ LP 70.004 / 1967 / Brazil)

ブラジルのオルガン奏者Eduardo Costaによる67年作。基本スタジオ・エンジニアとしての仕事がメインだったようでミュージシャンとしての作品は数少ないが本作は彼の残したジャズ・ボサの名盤として古くから知られている作品です。なんといっても本作のハイライトは同じオルガン奏者であるEd Lincolnの最高傑作”Cochise”のカヴァー・ヴァージョン。Ed Lincolnヴァージョンに勝るとも劣らないキラーなジャズ・ボサ・ヴァージョンで、よりスイング感のあるEduardo Costaヴァージョンの方が好きなリスナーもおられます。何気にマイナー作品なので”このヴァージョンは?”と聞かれる事も多々。その他にもソウルジャズやラウンジ・テイスト等の素晴らしい作品が収録されたナイス・アルバム。


●Maria Bethânia Viana Telles Veloso / A Tua Presença (Philips / 6349.001 / 1971 / Brazil)

Caetano Velosoの妹でもあるブラジリアン・シンガーMaria Bethâniaによる71年作。Jorge Ben作の楽曲でゲストにもJorge Benをフィーチャーした”Mano Caetano”はJorge Benサウンド全開のブラジリアン・クラシックス。90年代にはジャズ系のコンピレーションに収録されるなど古くからDJに人気の名作です。その他にもClaudiaのカヴァーでもお馴染みのファンキーな”Jesus Cristo”もナイス・ヴァージョンです!


●Doris Monteiro / Doris Monteiro (Odeon / MOFB 3622 / 1970 / Brazil)

1950年代からブラジリアン・シンガー/女優として活躍してきたDoris Monteiroによる70年作。数多く存在する彼女のアルバムの中でも人気の一枚。当時主流であったジャズ・テイストのボサノヴァ/サンバを披露。Baden Powell作でElis Reginaのヴァージョンでも有名な”Vou Deitar E Rolar (Quaquaraquaquá)”は彼女のヴァージョンも最高です。その他にも”A Peteca”辺りを筆頭にアルバムを通して彼女のヴォーカルを堪能出来る素晴らしい内容です。


●Doris Monteiro / Doris (Odeon / MOFB 3698 / 1971 / Brazil)

1950年代からブラジリアン・シンガー/女優として活躍してきたDoris Monteiroによる71年作。数多くの名作を残したDoris Monteiro。ジャケットのお洒落さでも有名ですが本作も人気のジャケット。内容もメロウなボサノヴァ〜サンバが収録されたBGMにも最高な内容。”ラララ”コーラスが心地いい人気トラック”Eu Quero, Eu Quero, Eu Quero”を筆頭に、”Mas Que Doidice”や”De Pilantra E De Poeta”等が収録。


●Marina Granovskaja, Kęstutis Lušas / Jazz Compositions (Мелодия / С60 20475 001 / 1984 / USSR)

マルチ・プレーヤーKestutis Lusasがサウンド・プロデュースを手掛けた旧ソ連のシンガーMarina Granovskajaのよる84年作。某レコード紹介本にも掲載されましたが、”これぞEspecial Classicsといえる昔Especialがディスカヴァリーした極上アルバム。お薦めはスキャット/フュージョン感が最高に心地良いソビエト産ブラジリアン・フュージョン”Greita Bosanova”。その他も極上のジャズ・ファンク”Pastovus Judėjimas”、ワルツ作品等、まさか旧ソ連産とは思えない極上のジャズ/フュージョンな内容です


●Novi Singers / The Fool On The Hill c/w La Fiesta c/w Ole Guappa (Tonpress / S-191 / 1981 / Poland)

ポーランドのコーラス・グループ”Novi Singers”による7”オンリーでリリースされた81年レア作品。彼等のアルバムは基本Muzaレーベルからのですが81年にリリースされた彼等のエクスクルーシヴな2枚の7”はTonpressレーベルから。彼等の隠れ名作とも言える”La Fiesta”は、ワルツのリズムにフェンダーローズや極上のスキャット・ワークが絡むキラージャズ!古くからDJ/コレクターの間で人気の作品です。その他にもファンキーなスキャット・トラック”Ole Guappa”も収録した最高の7”です。


●Allegro Jazz Band / The Golden Mean (Мелодия / С60 21795 005 / 1985 / USSR)

ロシアのジャズ・ピアニストNikolai Levinovskyが手掛けていたAllegro Jazz Bandによる85年作。Nikolai Levinovskyによる87年のアルバム”Around Blues”、Allegro Jazz Band名義での86年作”Sphinx”もプッシュしてきましたが、この85年作も発掘しました!お薦めは極上のブレイクビーツにフェンダーローズ、クラビネット、ホーンセクション、そしてグルーヴィーなベースラインが極上のハーモニーを生み出したフュージョン・トラック”Composition On A Theme Of Cole Porter”。ジャジーなメロー・フュージョンからブラジリアンに展開する”Fantasy In G Major”、ファンキー・フュージョン・ダンサー”Concert Suite In Three Movements”含め全曲素晴らしいです。(20分に渡る長い曲ですがDJ的には中盤からのブラジリアン・フュージョン・パートが使えます!) 85年当時に旧ソ連でこのサウンドが作られていたと思うと驚愕です。是非チェックしてみてください!


●The Keyboard Conclave / The Keyboard Conclave (‎Supraphon / 1 15 2228 / 1978 / Czechoslovakia)

チェコスロヴァキアのピアニストKlávesová KonklávaによるバンドThe Keyboard Conclaveによる78年作。76年OKD Concert Hallでのライブレコーディング作品。レア盤ではありませんが、今迄日本国内でほとんど見かけた事がないある意味ニューディスカヴァリー的作品です!アルバムを通してKlávesová Konklávaのフェンダーローズのプレイが光るチェコスロヴァキア産ジャズ/フュージョン・アルバムですが、お薦めはA-1に収録されるブラジリアン・フレイヴァーなフュージョン・トラック”Shooting-Gallery Rose”。そしてB-1に収録されているボサ・フュージョン”Honey Cakes”も◎です。当時同年にKlávesová Konkláva名義での同内容アルバムがリリースされてますが、こちらのジャケットの方がお洒落なのでお薦めです!ヨーロッパ産ジャズ/ブラジリアン系の方是非チェックを。



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